Category Archive:登記簿謄本の種類③    不動産 全部証明書

意外と知らない登記簿謄本の種類③ ( 担当司法書士 posted on 6月 9th, 2012 )

不当産登記簿謄本の種類

①登記事項全部証明書

文字通り不動産登記簿に記載のある事項全部が確認できます。

例えば、土地を買った場合には、この登記事項全部事項証明書で以前の所有者の記載も確認できます(コンピューター化後のもの限定です)

ちなみに抵当権の抹消登記をするとアンダーラインを引かれます。これは抹消しましたよというしるしです。紙の登記簿の頃は大きく×(バッテン)されていました。

このような抹消されてアンダーラインがあるものもこの登記事項全部事項証明なら確認できるのです。

 不動産の調査をする場合には全部事項証明書の方が便利です。

以前の権利関係や抹消部分の記載があると不動産のこれまでの取引関係がよくわかります。

現在の所有者が誰から買ったのかもわかりますし、抵当権が抹消されていたなら抹消されている抵当権の共同担保目録も請求しておけば共同担保の物件がわかるので漏れが少なくなります。

余談ですがこの共同担保目録で漏れが少なくなるという意味について少し説明します。

建物の敷地は通常1筆のことが多いのですが場合によっては2~5筆に分かれている場合もあります。敷地だと思って土地の登記簿謄本を取得しても実は敷地の一部分の土地登記簿謄本だったりすることもあります。

こんなときには過去に同じような調査をした結果を利用する方が一番です。金融機関が不動産を担保に融資をする場合には抵当権を設定しますが、そのときに敷地に漏れがないようにきちんと調査しています。漏れがあったら万が一競売をしても誰も買ってはくれませんからね。

ですので、過去に抹消された抵当権のものであっても共同担保目録を請求できれば共同担保とされていた土地がわかって敷地の漏れが少なくなるのです

ですが、以前の調査が間違いがない(漏れがない)とは言えないのであくまで目安にしてください。

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