Category Archive: 登記簿謄本の種類②    「謄本」と「登記簿」の意味

意外と知らない登記簿謄本の種類② (担当司法書士 posted on 6月 7th, 2012 )

登記簿謄本の種類と直接関係ありませんが、「謄本」と「登記簿」の

意味について少しだけ。

登記簿謄本の場合「謄本」とは登記簿原本のコピー(法務局の認証付き)

意味します。

ですので、「登記簿を取得します」というのは登記簿原本そのものを取得する

ということになってしまいますので表現としては正確ではありません。

また、「登記簿」は以前は法務局にバインダーで備えられていましたので、

法務局に出向いて閲覧申請すれば、登記簿の原本が直に触れたのです。

ですが、法務省令(不動産登記簿:昭和63年・会社法人登記簿:平成元年)

により順次コンピューターにその内容が転記されていきました。

政令が成立しても全国の法務局の登記簿を一度にコンピューター転記は

できないので法務局ごとにコンピューター化された時期は異なります

今では全ての法務局でコンピューター化が完了していますので登記簿の

原本は当然触ることはできません。現在は極めて一部を除いてこの

電磁的な記録(データ)が登記簿となります。

 ですが今年にはいってから所在が旧町名で記載されていて

コンピューター化されていない登記簿謄本を実際に手に取りました。

凄く懐かしい感じがしました。

 脱線しましたが、登記簿謄本を請求するときは登記簿自体が

データなので物理的にコピーが出来ないことから登記簿に記載のある事項を

証明して貰うことになります。これが登記事項証明書・履歴事項全部証明書・

現在事項一部証明書となります。

 なんだかややこしくなってきました。

簡単に表現すると、実は「登記簿謄本」という呼び名がわかりやすい

(通用している)ので現在でも登記事項証明書などのことを便宜的に

そうよんでいるということです。

 あたりまえのことでしたね。

 

 

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