地番の調査方法③ ( 担当司法書士 posted on 9月 11th, 2012 )

古い権利証新しい登記識別情報

  地番は法務局が割り振りをします。なので、法務局が発行した書類を確認すれば

一番確実です。

その法務局が発行した書類がこの権利証や登記識別情報なのです。

古い権利証

権利証とは実は俗称で、正確には(所有権移転登記に関する)登記済証

のことをさします。権利証はそれ自体が不動産財産権を具現化しているかのごとく、

とてもとても大切に扱われてきました。

確かにとっても大切な書類には違いありません。

しかし、当時でも権利証だけでなく実印や印鑑証明書がなければ

所有権移転登記はできませんでした。

また、現在の不動産登記申請は書面審査主義(書面さえ整っていればOK)は

やや後退しているので、所有者の本人確認がとても重要な要素となっています。

(疑わしいときは登記官が調査できます)

とは言うものの権利証は現在でもとても重要な書類には違いありません。

貸金庫などに保管されている方も多いので簡単には確認できないかもしれませんね。

 権利証の探し方ですが、大抵の場合「登記権利証」とか書かれた

二つ折りにした堅めの紙に挟まれてホッチキスで留められています。

かなり古いものになると赤枠の和紙で作成されていることが多く、

「売渡証書」や「登記申請書」などのタイトルのものが多いです。

 古いものは地番や家屋番号も漢数字で書かれていますので非常に

読みづらいのです。

権利証には土地なら地番、建物なら家屋番号が記載されています。

ですが、今も同じ地番かどうかは絶対ではありません。ときには

合筆、分筆、区画整理などがあって地番が変わることもあります。

登記識別情報

 登記識別情報は権利証と同じ役割を担っています。

登記識別情報はA4版の紙1枚もので、一番上に「登記識別情報通知」と

タイトルが記載されています。不動産の表示も記載されていますので

地番や家屋番号が明確にわかります。登記識別情報の下には目隠しシールが

貼られていて、めくると12桁のアルファベットと数字の組み合わせが現れます。

この暗号様のものが権利証の代わりとなるのです。

この登記識別情報は平成17年から登場します。

法務局がオンライン化を進めていて、法務局毎にオンライン指定日が

異なっています。その第一号がさいたま地方法務局上尾出張所で

平成17年3月22日からの指定なので、その日以降に登記識別情報が

出回るようになりました。それ以前に不動産を買われた方は

登記識別情報ではなく権利証なのです。

 この登記識別情報をみれば地番や家屋番号はまず確実に判明しますね。

ご注意 呉々も今持っている権利証は有効ですので大切にしまっておいてくださいね。

top